未来の女子の保健体育
先生「各自、オカズ結果表をみて、回数が10回を超えたものは普段の身なりや行動、言動に気を付けるように」
ざわざわ…
「よかった、わたし0回だったわ」
「わ、わたし1回カウントされてる…、だ、だれよ、一体!」
「わたしなんか3回も…やだー!」
ギャル1「ちょ、先生!あーしの回数、40回なんですけどっ!何よこれ!多すぎない!?」
先生「お前は普段からスカートの丈も短いし、制服から下着透けてるからだ。
そんなんだからきっと、不特定の男子にオカズにされて回数が多くなってるんだ」
ギャル1「くそ、あの童貞どもっ、ふざけやがって!」
ギャル2「せんせー、あたしも33回なんですけどー、ぎゃはは」
先生「お前は大学生の彼氏との話を大声でしすぎた。それに
よくクラスの男子に『てか、ヤる?』とかいって挑発してるだろ、自業自得だ。言動に気をつけろ」
ギャル2「まじかよ、ぎゃははw、うけるー」
女子「(あーあー、ほんとしょうがないなあのバカギャル達は…、40回とか…
わたしには全然、理解できない人種だわ)」
女子「(ま、こんな検査結果、初めてみるけど地味子の私には縁のない話だわ、はは……
まあ一応、結果だけみておこうかな)」ぴらっ
……
その日の放課後
職員室
女子「101回だったんですけど……先生」ブルブル
先生「ああ……、それな」
校長1万2000回定期
>>5
平均定期
これが後の「101回目の射精」らしいな
先生「まあ、後で相談にくるとはおもってたが……」
女子「な、なんでですか!?わたし、普段の身なりも普通にしてるし、エッチな話なんて全然……!
なんであのビッチどもよりうえだなんて…!」
先生「同じクラスの子をビッチっていうのやめような。けど、お前の言う通りだ。
なぜ、お前の回数がここまで跳ね上がってるのか……、それは俺にもよくわからん」
先生「お前の容姿はそこそこくらいだし、体つきも別にそこまででもなくてそんなエ口くないし……、
どちらかといえば地味……、あのギャルたちと違って、大勢の男子にオカズにされるとは到底思えない」
女子「おいコラ」
先生「つまりだ。たぶん、お前のことが熱烈に好きな特定の誰かが回数を上げまくってる可能性がある」
女子「わ、私のことを?、そんな人、全然心あたりないんですけど……
検査結果の詳細から誰かわかんないんですかっ!?」
先生「OKS(オカズ・検査・システム)の結果は、オカズにされた回数は分かっても、その詳細な内訳は
わからないからな。つまり誰がお前をオカズにしたかはわからない」
女子「そ、そんな……」
先生「だが、もし俺の予想があたっていたら、1人でひと月にこの回数……、猛烈にお前にドはまりしてるなこれ、すごいな」
女子「いや笑いごとじゃないんですけどっ、わたし、そのうちこの人に襲われそうで怖いんだけどっ!」
先生「まあ、とりあえずは様子をみてみよう。まあ心配いらないと思うが、万が一、身の危険を感じたらすぐに俺に知らせるんだ」
女子「(先生はあんなこと言ってたけど、どうしよう……、クラスの中にそんな奴がいると
思ったら、安心してすごせないんだけど……)」モジモジ
A「おい」
女子「な、なにっ」ビクッ
A「なにって、消しゴム床に落としてたぞ。ほら」
女子「あ、ありがと……」
女子「(まさか……A君が?となりの席で結構話すしそこそこ仲いいし、
いやそんなヘンタイじゃないよね……違う、よね?)」
B「それでよー」
C「まじかよ、ははは」
……
女子「(あとは、たまに会話するB君?C君?……いや、そんな好意なんて感じたことないし……、違うよね、きっと)」
D「………」
女子「(後ろの席のD君は……、無口でおとなしくて……、なんか時々視線を感じる気
がするにはするけど……、ま、まさかね……)」
E「でさー」
C「ははっ」
女子「(……E君……///)」
女子「(E君……、だったら、いやじゃないというか……、むしろちょっとだけ嬉しいというか……ってないない。
E君がそんなことするわけないか、緊張して話したことすらないもんね)」
女子「(い、いかん、クラス男子の全員が怪しく感じてしまう……、どうしよう、今まで意識したことなかったのに、
そんな目で見られてるとおもうと……)」モジモジ
放課後 下校中
女子「はあ……」
女子「まあ……いくら悩んでても私のこと、そういう目でみてる人なんかわかりっこないよね。いったいどうすれば……」
女子「………」
女子「(あれ、……なんか、誰かにつけられてるような……、気のせい……かな?)」
パシャ、パシャ、パシャ
女子「!?」
………
女子の自宅
女子「はあ、はあ、はあ……」
母親「どうしたの、あんた、そんな息切らして……」
女子「う、ううん、な、なんでもない……」
女子「(だ、誰かにつけられてた?しかも、あのシャッター音……、盗撮されてた?)」
女子「(もしかして今までも気づかなかっただけで、こんなことされてた??犯人は……、わたしで101回、シた人……?)」
次の日の教室
女子「」ガクガク
女子「(ど、どうしよう……、このクラスの中に私をオカズにしまくるだけじゃなくて……
そのうえ、私を盗撮する人がいるかもしれないだなんて……、先生に相談しようか……、けど気のせいの可能性もまだ……)」
F子「どうしたの、顔が青いわよ女子さん……、大丈夫?」
女子「F子さん……」
F子「昨日は顔を赤くしてモジモジしていたし……、様子が変よ?保健室いく?」
女子「(斜め前の席のF子さん……、クラス1美人で性格もいい才色兼備な人……、
いつも気にかけてくれて、ほんといい人だけど、あんまり絡んだことないし、この悩みを相談するのはちょっとな……)」
女子「いやっ、あのっ、その……、なんでも…ない」
F子「女子さん。私たち、同じクラスの仲間じゃない…、なんでも相談に乗るわよ?」
女子「え、F子さん……」
女子「(ま、まあ……、オカズ回数のくだりは恥ずかしいから内緒にして……、昨日の盗撮の話だけ)
それじゃあ、え、えっと、実はかくかくじかじかで」
F子「な、なにそれ!女子さんにそんなストーカーがいるだなんて、許せないわっ!」
女子「い、いやけど、私の気のせいかもしれないし」
F子「そんなことないわっ、女子さん可愛いしっ!
きっとクラス男子のクズが女子さんを狙ってそんなことしてるんだわっ」
F子「そうだっ、女子さん!今日から私と一緒に下校しましょう!
女子さんに近づく男が私がおっぱらってやるからっ、ねっ!」
女子「え……」
続けたまえ
その日の下校中
女子「ごめんねF子さん、気を遣わせて」
F子「ううん、いいのよ、家はこっちだったわよね?」
女子「うん、ごめんねホント……って、きゃっ」ギュッ
F子「あ、ごめんね驚かせちゃって……、けど
手を繋いで仲のいいところを見せつけたほうが相手も近づきにくいかと思って」
女子「そ、そうかな、そういうものなのかな」
F子「ええ、そうよ、そういうものなのよ……ふふ」
おっとこの流れは
次の日
女子「いってきまーすっ、……って、あ、あれ?F子さん」
F子「迎えにきたわ」
女子「え……、けど、あれって下校だけの話じゃあ」
F子「何言ってんの、登校中も危険にきまってるでしょ、ほらいきましょ」ギュッ
女子「あ、ちょ、F子さんっ」
F子「はあ…はあ…」
女子「あの、え、F子さん……、なんか息粗くない?」
F子「ん?いや、べつにそんなことないわよ?」
女子「(んん……、あ、あれ……これは…あれ?)」
それから数日後……下校中
女子「あ、あのF子さん……」
F子「なにかしら」
女子「そ、その……、こんな露骨に腕組んで帰るっていうのは、ちょっと…、あ、歩きにくいし、
それに……恥ずかしいっていうか、その」
F子「大丈夫よ大丈夫。心配いらないわ」スウウウウ…
女子「今、私の髪の毛嗅がなかった…?」
F子「そんなことないわ、心配いらないわ、大丈夫?」
女子「いや大丈夫って何が…」
女子「そ、それにここ、なんかいつの間にかひと気のない公園に来てるんですけど……ここは……?」
F子「……え、ああ」
女子「………ああ、じゃなくて、その」
F子「………」
女子「………」
F子「え、てかヤる?」
女子「いや何がっ!?」
F子「あ、あのっ、あのっ、女子さんあのっ……、わ、わたし、その……、
一緒のクラスになった時からあ、あなたのこと……はあ、はあっ!」
女子「いやちょっと近づかないで、う、うそっ、まさか犯人はF子さんだったなんてっ!、わたし男とばっかりっ!」
F子「ご、ごめんなさいっ、ごめんなさいっ!女子さんっ、け、けどわたし…あの、その……っそのお!」
女子「いや謝らなくていいから、もう近づかないでってっ、いや、ちょ、だ、誰か助けっ!」
先生「おいコラ何やってんだF子っ!」
F子「ぎゃあっ!」
女子「せ、先生っ!どうしてここにっ」
先生「家に帰ろうとしてたら、たまたまお前らがひと気のない公園に行こうとしてたのが見えてな……、
しかしまさか優等生のF子がこんなことを……、」
F子「あ、ああ……、わ、わたしったら……、自分の性欲にかられてなんてこと……、ご、ごめんなさい女子さん」
先生「いまさら反省しても遅いぞっ、F子、お前の行動は人として許されることじゃない……、明日、きっちり教育的指導をしてやるからなっ」
F子「は、はい……」ビクビク
女子「あ、先生、けど……、わたし、実際に何かされたわけじゃないし……、F子さんも反省してるみたいだから、その、許してやってくれませんか」
先生「な、何言ってるんだ、お前自分の言ってることがわかってるのかっ」
女子「ええ、F子さん、確かにレズヘンタイでクッソキモかったけど……、F子さん話面白いし、一緒に下校してて、私もちょっと楽しかったし…」
F子「じょ、女子さん……」
先生「はあ……、被害を受けた本人が言うんなら仕方ないな……、
まあ、今回だけ特別だぞ」
女子「先生っ!ありがとうございましたっ」
F子「女子さん……、ご、ごめんなさい、ごめんなさい私……、私……」
女子「うん、いいのF子さん。これからは私の半径2m以内に近づかないでね。近づいたら、マジ切れるから。
その距離でだったら友達になれると思うの私達っ」
F子「女子さん……」
先生「うわあ……」
次の日
F子「ホントに昨日はごめんね、女子さん」
女子「もういいって。あ、そうだ。それと、私をヤるのもやめてよね。ほんと気持ち悪いから」
F子「え?」
女子「だから、私をオカズにして……そ、その……、ひ、一人Hすんのもやめてよねっ!」
F子「ああっ!!や、やっぱり気づいてたのね……、そうよね……、この間の保体の授業で回数が配られたものね…
ご、ごめんなさい、けど、自分の性欲がたまに抑えられなくなる時があって」
女子「やめてね」
F子「は、はい……、けど、そうよね……、1か月に7回も女子さんを、その…お、オカズにするなんて……、いけないことよね、や、やだ…恥ずかしい」
女子「………、え?」
女子「いやいや数が全然合わないんだけど……」
F子「え?」
女子「いやウソばっかり、もってシてるっしょF子さん、もっとあの……正直に言ってほしいんだけど」
F子「そ、そんなことないわ、7回だけだわっ、だってわたし、ちゃんと手帳に記録してるし、間違いないわ」
女子「いや記録してる行為もくっそきもいけど…え?」
女子「ん……、あれ、F子さん。あと、私の後ろをつけて盗撮してたわよね?
そのデータも処分してほしいんだけど……」
F子「え?ちょ、ちょっと待って!その盗撮の話は私じゃないわよっ!」
女子「え?いやいや、またそんな…」
F子「本当よっ!わ、わたし、女子さんがストーカーされてる話を聞いて……、
いてもたってもいられなくなって、傍にいようと思ったのっ!そ、それはホントよっ!」
女子「え?え……?」
いうほど一月に抜いた回数カウントするか?
放課後の教室
先生「どうしたんだ、女子。話があるって」
女子「あ、あの先生……、その……、変なんです。えっと回数が合わなくて…その、F子が7回だから、
えっと、あと94回が……その……」
先生「なんだそりゃ、意味がわからん」
女子「いやだから、実は、かくかくしかじかで」
先生「ああ、そんなことか。そりゃどうせ、F子が回数をサバ読んでるに違いない。気にするな」
女子「い、いやけど……、あんまりウソついてる感じじゃなくて……
あの、それと先生。なんで昨日、私達があんなひと気のない公園にいることを知ってて……」
先生「だからそれは、下校中にたまたまお前らを見かけて追いかけてきただけだっていっただろ?」
先生「ほら、俺はもう行くからな」
女子「あ、ちょ、先生、ちょっと待って……ん?あれ、なんか落としましたよ?」
先生「え?」
女子「…………………、これ……、わたしの下校中の写真」
先生「………」
女子「せ、先生……、な、なんでこんな写真を持ってて……、う、嘘、ですよね?……まさか先生…え?」
先生「ああ~~」
先生「ごめんな、女子……先生。お前に謝らなきゃな」
女子「あ、謝らなきゃって……な、なにを?」
………
先生「いやだってこの間……、お前のこと……
容姿はそこそこくらいだし、体つきも別にそこまででもなくてそんなエ口くないし……、どちらかといえば地味……、とか言っただろ?」
先生「ごめんな?」
先生「先生ホントは、猛烈にお前にドはまりしてるんだわ」
女子「ひっ」
見てるといえば見てるぞ
本当に