TBS
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/729866?display=1
2023年9月19日(火) 13:47

YouTube上で芸能人らを繰り返し脅迫した罪などに問われている元参議院議員、ガーシー被告が初公判で先ほど「起訴状に書いてある発言をしたことについては間違いありません」と起訴内容を大筋みとめ、「被害者の方々には大変申し訳ありませんでした」と傍聴席に向かって一礼するなど謝罪しました。

その後、ガーシー被告の弁護士は脅迫行為の常習性について争う意向を示しました。ガーシー被告、本名・東谷義和（ひがしたによしかず）被告（51）は去年、YouTube上で俳優の綾野剛（あやのごう）さんらを繰り返し脅迫した暴力行為等処罰法違反の常習的脅迫（じょうしゅうてききょうはく）の罪や綾野さんら2人の刑事告訴を取り下げさせようとして脅した証人威迫（いはく）の罪など5つの罪に問われています。

東京地裁ではきょう午後1時半から初公判が開かれています。ガーシー被告は去年7月の参議院選挙で初当選しましたが、一度も登院せず今年3月に除名されました。そして今年6月、滞在先のUAE＝アラブ首長国連邦の現地当局に身柄を拘束され、帰国したところ警視庁に逮捕されていました。

ガーシー被告初公判（１）　「罪の償い方考えていた」脅迫認め謝罪
https://www.sankei.com/article/20230919-MPX7F5K7FZLLFBILOXKDE2D3K4/

>《起訴内容の朗読が終わると、裁判長は被告に、黙秘権について説明。その上で、起訴内容についての認否を尋ねた》
>被告「立ってもいいですか」
>裁判長「どちらでも」

>《被告は立ち上がり、手元の紙を見ながらはっきりとした口調で語り始めた》
>被告「私が起訴状に書いているような発言をしたことに間違いありません。法律的なことは弁護士から話してもらいます」

>《被告はユーチューブなどでの「脅し」の発言を認めた上で、被害者への謝罪の言葉を語り始めた》
>被告「被害者の方々には大変申し訳ないと思っています。私は日本に帰国してから３カ月あまり、罪の償い方を考えてきました。
>今もその途中です。一生かけて反省し、謝罪を続け、罪を償っていきたい。
>それが少しでも、被害者やその家族の方に届けばと思っています。その謝罪の最初の場が、この裁判だと思っています」

>《被告はそう話すと、傍聴席に向かって振り返り、深々と頭を下げた》
>被告「まもなく８０歳になる母が、私の身元引受人となるために一人で東京に引っ越してきました。
>母の気持ちを裏切り、悲しませるようなことは今後絶対にしません」